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お知らせ

お知らせ

外務省の「2015年度版開発協力白書」でプロジェクトが紹介されました。

開発協力白書とは?


 我が国が行ったODA(政府開発援助)を、年次別に外務省がとりまとめているものです。その内容は、前年度のODA活動実績を紹介するとともに、ODA制度の意義や日本の役割、将来の展望なども記載されています。
 2015年度版開発協力白書の事例コラム(18件)で、弊社が関わった3件のプロジェクトが紹介されました。


モロッコで希望と意欲を引き出す~スーダンの水供給分野における人材育成~

sudan


< 担当者のコメント >
 飲料水供給分野の援助を既に卒業しているモロッコは、現在先進国と同等の水道サービスを実地しています。かつてスーダンと同様、上水道の様々な課題を抱えていたモロッコが何故このような発展を遂げることができたのでしょうか。その理由を確認することがモロッコ研修の大きな目的であり、実際にモロッコの水道の現状を視察したスーダンの水道関係者は大きな刺激を受けました。そして帰国後、モロッコをモデルとして様々な改善を自発的に取り組むようになりました。
 モロッコとスーダンとの水道分野における連携は2016年から開始されたプロジェクトでも継続されることになっており、更なる発展が期待されます。その結果、安全な水をスーダンの人々に供給する取り組みは、さらに充実することになるでしょう。

≫コラムの詳細は、
こちら
を参照下さい(外務省HPに移動します)


島国・日本の経験を学ぶ意欲的な技術者たち~キューバの地下水管理能力強化プロジェクト~

cuba


< 担当者のコメント >
 本プロジェクトの対象地域に分布する地下水帯水層はキューバの首都ハバナの重要な給水源となっていますが、これまでの過剰な揚水によって沿岸部からの塩水が侵入し、取水量が大幅に減少しています。またキューバの技術者は高い技能と意欲を持ちながらも経済的な問題もあり地下水の管理に問題を抱えていました。
 本プロジェクトによる日本からの地下水資源に関する種々の技術協力を受けて、キューバの技術者達は地下水資源の効率的利用のための管理計画策定への取り組みを始めています。

 

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井戸の寿命を伸ばすために~ボリビアで井戸の維持管理に水中カメラを提案~

bolivia


< 担当者のコメント >
 現地事務所を含む弊社のボリビアにおける井戸開発の豊富な経験と人的ネットワークを基に、JICAの中小企業海外展開支援事業スキーム(案件化調査)を利用して、北海道に本社を置く中小企業が保有する優れた井戸カメラによる診断技術を現地で紹介しました。この調査により、同国において当該技術が需要および適用可能性ともに高く、同国が抱える開発課題の一つである給水サービスの向上に有効であることが確認できました。
 今後も引き続き当該中小企業を支援し、できるだけ多くの地域における井戸の診断・改善を通して、井戸の長寿命化に井戸カメラが不可欠であることを実証し、その普及に努めて参ります。
 

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